急を要する症状はみられないようです。 おうちで様子をみながら診療時間になるのを待って、病院へ連れて行くとよいでしょう。
- 選択された症状はありません。
腹痛・便秘時の看病ポイント
腹痛・便秘以外の症状がある場合
- お腹の風邪では、通常吐き気や発熱を伴うことがよくあります。室温程度の赤ちゃん用イオン飲料を少量与え、ミルク・牛乳や食事は半日程度控えるのがコツです。
- 喘息や気管支炎、肺炎でお腹が痛くなることもよくあります。
同じものを食べた人が、似たような症状をしている場合
- 同じものを食べて、同じ症状の方がほぼ同時に発生した場合は食中毒も考えられます。この場合、バイ菌の検査を、薬(特に抗生剤)を飲む前に行うことが大切です。あわてる必要はありませんが、なるべく早めにかかりつけの先生を受診しましょう。
ウンチの回数が少ない、固くコロコロしたウンチの場合
- 腹痛を訴える場合、まず1日の排便回数とウンチの状態を確認しましょう。腹痛以外の症状がほとんどなく固いウンチであれば、たとえ今日ウンチが出ていたとしても、浣腸が効果的なことがあります。
- ウンチに血が混じらず、お尻を拭いたティッシュに血がつくのは血便ではありません。 また、ウンチが固いと、お尻の出口が切れてウンチの表面に赤い血がごく少量つくことはよくあります。時間外であれば、お湯で清潔に洗っておくだけで十分です。通常の診察時間にかかりつけの先生にご相談ください。
- 下痢状のウンチに血や膿が混じっている場合、時間をおかずに早目に病院に行った方がいいでしょう。
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